公益財団法人 東京都私学財団

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私立学校研究助成事業

私立学校研究助成事業に関する資料と様式はこちらからダウンロードいただけます。

令和4年度公益財団法人東京都私学財団賞受賞研究

公益財団法人東京都私学財団の設置する私立学校研究助成金交付審査会において、特に優秀であると認められた研究を「東京都私学財団賞」に決定し、令和5年4月21日表彰式を開催しました。

聖ドミニコ学園中学高等学校

受賞写真
研究名
探究的な学習のデザインに関する研究
-教科を横断した「授業研究」に焦点をあてて-
研究者
土居 嗣和 殿・太刀川 祥平殿・越智 拓也 殿・中川 優子 殿
荒川 尚之 殿・柿原 豪 殿・西亀 咲江 殿・名越 康裕 殿

上の研究は、教科横断での授業実践や評価手法の研究、シラバスを活用した授業目標等の明示など、今後の探究学習の展開に寄与する非常に優れたものであります。
よってその功績を讃え、表彰いたしました。

令和4年度研究一覧

学校(園)名 研究(代表)者 研究課題 研究報告書
1 明星幼稚園 磯沼 美優 「探究」する心を育む保育の実現に向けた実践と考察
2 雑司ヶ谷幼稚園 松田 彌生 幼稚園における自発的遊びの質向上のための保育の在り方
~計画的活動の子どもの自発性への効果を中心に~
3 明星小学校 河合 智史 算数で見いだした「探究」につながる学習過程が他教科に
汎用性があるかの実証研究
4 明星小学校 丸山 農 小学校年代における「ゼミ活動」の実現
~「総合的な学習の時間」における「探究」に関する研究~
5 武蔵高等学校中学校 赤間 祐也 論理的思考を促進する立体幾何教材の開発と検証

- 付録A 作成教材「武蔵中学校の幾何」公理・定義・定理一覧

- 付録B 授業使用スライド一覧

- 付録C 授業使用ワークシート一覧

- 付録D 演示および「体系的に考えることを意識させるための発問」の集約

- 付録E 「体系的に考えたことを検証する活動」の集約

- 付録F 授業中のワークシートの回答例

- 付録G 「体系的に書くことについてのアンケート」Googleフォーム

- 付録H 「授業振り返りアンケート」質問紙

- 付録I アンケート調査結果データ

6 法政大学中学高等学校 林 圭介 食がつくる国語教育の方法
7 聖ドミニコ学園中学高等学校 越智 拓也 STEM系教科/領域を基軸とした
教科横断的な教材開発とその実践に関する研究
8 聖ドミニコ学園中学高等学校 土居 嗣和 探究的な学習のデザインに関する研究
-教科を横断した「授業研究」に焦点をあてて-
9 聖ドミニコ学園中学高等学校 太刀川 祥平 数学科における批判的思考の育成する教材開発
-「問題発見」と「定式化」に着目して-
10 十文字中学・高等学校 黒田 雅幸 学校間を超えたオンラインのプログラミング指導
~デジタル教科書での情報の授業を目指して~
11 十文字中学・高等学校 浜 彰史 新聞記事のデジタルスクラップとその活用についての研究
~主権者教育における意見形成を軸に~
12 東京栄養食糧専門学校 加藤 亮 学校給食における鉄釜を使用する料理の鉄含量
-鉄釜からの移行率-
13 愛育学園 湯浅 周子 ポストコロナ時代の子ども・保護者・教師間のかかわりの相互性
その3:特別支援学校における宿泊体験学習の実践から

事業目的

都内に設置されている私立学校の専任教職員の行う教育研究に対して学校設置者に助成する事業です。私立学校教職員の資質向上及び教育研究活動の充実を図ることを目的として、公益財団法人東京都私学財団(以下「当財団」という。)が東京都の補助を受けて実施します。

助成対象校

都内に所在する私立幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、高等専門学校、専修学校及び各種学校です。

助成対象研究

上記対象校の専任教職員が行う研究で、研究課題として相応しいものであり、かつ、研究成果が学校教育の水準向上に資する下記基準を満たす個人研究又は共同研究とします。

【基準】

  1. 研究内容が教育活動に反映できる具体性を有していること
  2. 他校の教育活動にも資するものであること
  3. 経常的な教育活動の範囲にとどまっていないこと
  4. 研究課題と研究報告の内容が合致していること
  5. 研究報告の内容が一定のレベルに達していること
  6. 研究報告の内容が調査報告にとどまらず、分析及び検証が伴っていること
  7. 研究内容に応じた合理的な経費であること
  8. 研究期間は、助成金交付の年度内に研究の始期と終期(研究成果のまとめの期間を含む。)があること
  9. 1学校の研究課題数は、原則として3課題以内であること
  10. 学校における助成金の交付が連続する場合は、3回を限度とすること
  11. 同一内容の研究について、同一年度内に他から補助を受けていないこと
  12. 見学及び調査旅行経費の割合が著しく高くないこと
個人研究:
1研究課題につき、1人の研究者が行う研究。
共同研究:
1研究課題につき、2人以上の研究者が行う研究。
(共同研究者は、同一の学校設置者が設置する私立学校に勤務する専任教職員とします。)

審査

研究課題及び研究成果が審査基準を満たすか否かは、経費も含めて当財団の設置する私立学校研究助成金交付審査会(以下「審査会」という。)において審査します。
なお、審査会において特に優秀と認められた研究成果については、これを表彰し、その旨を公表する場合があります。

助成限度額

予算の範囲内において、研究に要する経費の80%以内で、次に掲げる額とします。

※会員校からの申請で、かつ共同研究のもののうち、優秀と認められる研究については、財団予算の範囲内において、助成限度額に一定額が
加算(一研究課題あたり10万円以内)されることがあります。

個人研究:
1研究課題あたり 10万円以内
共同研究:
1研究課題あたり 20万円以内

ただし、研究に要する経費のうち、助成対象外経費及び限度額を超える経費は、当該学校設置者の負担とします。

助成対象経費

当該研究に要する備品・図書・消耗品等の購入費、旅費交通費、通信費、印刷製本費、その他当財団が適当と認める経費

申請書類の提出

以下の様式を設置者及び学校(園)長が申請してください。

申請書提出期限 令和5年5月31日(水)必着

交付決定

申請された研究について審査のうえ、7月下旬に助成の可否及び助成限度額を申請者へ通知します。

実績報告書類の提出

以下の様式を設置者及び学校(園)長が申請してください。

実績報告書提出期限 令和6年1月12日(金)必着
研究報告書提出期限 令和6年1月19日(金)必着
  • 研究報告書
    ※助成金を交付した研究は、財団ホームページに掲載します。

助成金の交付

提出された報告書類を審査のうえ、3月上旬に助成金額を確定し、申請者へ通知します。
助成金額確定通知を受けたら、請求書(様式第5号)を作成し提出してください。
提出された請求書に基づき、3月下旬に助成金を交付します。